PASTEL COLOR
過去のページ
QRコード
QRCODE
東雲 朔(しののめ さく)
東雲 朔(Saku Shinonome)
東雲 朔(Saku Shinonome)
モバイルの方は「東雲朔(saku shinonome)」をクリックすると飛びます。

2010年08月20日

きみの手の鳴る音。

きみの手の鳴る音。

にぎわっていた。

小さなお祭りだった。

みんなが同じように笑って

みんなが同じものを感じあった。

小さな世界だった。

それゆえ、小さな悲しみが大きかったりもした。

喜び以上にあふれた悲しみが

ひしひしと流れて、その小さな世界は大きくなって

他人の世界を壊し始めていった。

きみがいれば・・・

きみの手の鳴る音で
どうか僕らを救ってよなんて・・・誰が言えるだろうか。

悲しみに埋もれたきみに
どうしてこれ以上の悲しみを与えなければいけないのか。

答えはいつだって、きみに頼っていたんだと
きみの大きさに誰もが泣いてしまったよ。


タグ :東雲朔-詩-

同じカテゴリー(朔の世界(こころのウタ))の記事
成長と還元。
成長と還元。(2013-02-13 04:18)

風のおと。
風のおと。(2012-11-06 02:30)

素直な心地。
素直な心地。(2012-05-15 10:11)

君のみる夢に僕は。
君のみる夢に僕は。(2012-05-14 01:02)

静かな足跡。
静かな足跡。(2012-05-12 23:21)

きもち。
きもち。(2012-05-11 01:02)


Posted by 東雲 朔(Saku Shinonome) at 04:38│Comments(0)朔の世界(こころのウタ)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。